川越まつりの山車の組立・2日目

さあ、山車の組立、2日目です!今日は山車が保管してあるこちらの蔵からスタートです!空は高く、秋の空っぽくなってきました。

朝から、人形の部材を蔵から出し、またまたご近所のご協力のもと、組立作業を行いました。

こちらも一から組立です。まずは胴体から、足を付け、腕を付け、着物を着せていきます。

人形の名前は、喜多町は「俵藤太(藤原秀郷)」。各町で、それぞれ人形には、縁のある歴史上の人物の名前を使わせていただいております。喜多町は昔、穀物問屋が多く、軒先に米俵を積み上げた光景だったそう。そこで俵藤太(たわらのとうた)と呼ばれていた藤原秀郷(ふじわらのひでさと)を人形にしたとのこと。この人形は、文政九年以前につくられた川越最古のものだそうです。

ちなみにですが、喜多町の支援組織「喜秀会(きしゅうかい)」も、この秀郷の名前を頂いております。

着付けていくと、だんだん武将らしくなっていきます。この人形は等身大だそうです。着つけた後、まつり会館まで運び、今度はその人形を山車の上部へセットします。

どうやって上まで運ぶのかと思いきや、、

なかなかの方法で上まで^^;

上でセットしたら、頭と太刀、弓矢などを取付、人形の完成。

提灯などの飾りつけを行い、完成! 2日目が終了しました^^/

無事に完成し、皆さんホッとしていました。頭や大工さんの顔も、そのような感じでした。頭の鈴木さんも、久々の組立で緊張したそう。お疲れさまでした。

次はまつり会館の展示スペースへ移動し、一般公開となります!

乞うご期待、ですね^^