㈱ドマーニ様 Oggi Hair giallo 美容室改修工事(埼玉県深谷市)

深谷市上野台のテナントを購入し、美容室をつくりたいというご依頼。コンセプトは、「ゆっくりとくつろげるような空間にしたい」

既存は、もともと美容室として使われていました。照明の配線、換気扇、給排水などの配管も利用できる部分はあるので、既存を上手に利用しながら、美容室のコンセプトに応えられるよう、デザインしました。

図面作成。「カットスペースを5つ、それぞれ個別に設けて、廻りの視線が気にならないような空間にしたい」というご要望がありました。カットスペースを中心にしながら、シャンプールーム、マツエクルームへ行けるような動線計画。

カットスペースがあまり閉鎖的になりすぎない様、また居心地の良さを目指して、木をたくさん使用した空間を提案しました。

床に描いた墨のライン通りに間仕切りを立てていきます。

シャンプー台の位置を墨だし。水道屋さんに配管してもらいます。

描いた墨通りに配管してもらいました。

シャンプールームは明かりを状況に応じて調整したいので、調光できる間接照明を設ける計画。折り上げ天井にして間接照明の演出を考えています。

カットスペースの間仕切りの板張り。この板は桧の貫板を使用。とても安価な下地材ですが、削るとなかなか綺麗です。

既存の腰パネルの上に、榀ベニヤを重ね張りしています。

外部の正面ガラス窓の下部を板張りに。内部と同じ桧の貫板を仕上げて張っています。

シャンプールームの収納家具。左側がタオル収納と下部は使用済みタオル入れ。右はシャンプー置き場など。上部はカウンターにして自由にモノが置けるようにしました。

板の着色。色はナチュラルテイストで。オーク色という感じでしょうか。

天井は既存のクロスは剥がさずに補修しながら仕上げていきます。

シャンプールームの床仕上げです。床の長尺シートの継手部を溶接しています。

シャンプー台を設置して、水とお湯、排水を接続して使えるようになります。

待合のカウンターです。このカウンターはもともと付いていたカウンターを再利用。既存の塗膜を落しながらエイジング塗装で雰囲気を出しました。

外部の板も着色しました。手前にはご要望のソテツやヤシの木を配した植木を設置。

照明を設置。カットスペースは作業しやすいよう明るくしたいので、天井照明だけではなく、スポットライトのレールも取り入れました。

サイン工事。「giallo」はイタリア語で黄色という意味。黄色はビタミンカラーですね。

サイン工事。看板はお店の顔だから、わかりやすくて目を引くのが良いですね。

入って右側の待合完成!

入口よりカット、カラーのスペースを見る。

完成外観 外構の力はすごい!