荒川堤防の整備 上尾市平方

2年前の10月12日、台風19号の影響で、荒川が氾濫して上尾市平方の住宅地に影響が及びました。

ようやく、堤防整備が始まったようです。

当時、氾濫で1階部分が浸水被害のあったお宅2件、解体から泥などの洗浄~リフォームまで、災害の保険や上尾市の助成金を使用しながら、住めるように工事を行いました。

 

こちらのお宅は、1階の天井10㎝下まで浸水被害にあいました。

1階を骨組みの状態になるまで解体し、床下にたまった泥を出して、洗浄し、カビ除去まで行いました。

2か月ほどしっかりと乾かして、柱や土台などの木の含水率も20%以下に下がりました。

今まで1階にあった全ての住宅設備を2階に移動し、再び1階が被害合っても、住宅設備が無事に使用できるようにしました。

1階に関しては、寝室などの個室にし、万が一被害があっても、仕上げがビスなどで外して乾かせるよう、床も杉材を使ったりして工夫してあります。

スイッチやコンセントなども1階の天井に付けて、水に浸からないような徹底した配慮をしました。

被害にあってから、もうすぐ2年が経ちますが、再度浸水被害がないことを祈るとともに、堤防工事が早く進むことを期待しています!