耐震工事 外部耐震補強工事(あきる野市)

当社は一般社団法人の耐震研究会に所属しており、今回はこちらからの依頼で、工事をさせていただきました。
耐震研究会は既存建物の耐震性の向上や技術者育成などを目的としております。

内部の耐震補強と一緒に外部も工事しました。山の斜面に建っており、ご家族の不安もありました。

まずは耐震計画に沿って下から45㎝くらいまで解体です。

既存部分を確認してヒバ油で防蟻処理をします。天然塗布材で少し割れ高ですが、よく使われています。

足元土台アンカーボルト座金を大きいサイズに交換します。

耐力壁部分は、地盤から1ⅿ以上ヒバ油塗布します。天然ものなので、工事中はヒバの匂いがします。

耐力壁ブレース取付ます。建物のバランスを保つための強力な部材です。

足元補強をするために強度の高い、ML金物を使います。

足元を受け材補強します。

アンカーボルトの補強に使用するAR金物は基礎と土台の緊結をする金物です。

耐力壁にグラスウールを入れて断熱性を高めます。

足元補強・断熱材入れです

耐力壁・合板釘の打ち込みのピッチも決まってます。正確に打っているかも確認です。

耐力壁には、水は通さないが、湿気は通す性質を持つ、透湿防水シートを貼ります。

耐力壁にはモルタル塗装できるラスカットを貼り、目地をコーキングをします。

垂れ壁も合板補強しました。

ラスカットの上にモルタルを塗ります。

足元にもモルタルを塗りを、この後塗装で仕上げて完成です。